以下、本書より…。
「『むだ死にとは…予防できる手段があるにもかかわらず、何の手も打たずに病気にかかって命を落としてしまうこと。あるいは、知識不足や怠慢から検診や治療をせずに健康を害し、生活の質(QOL)を損なうこと』」
堀江貴文さんは、2016年に、予防医療普及協会を発足しており、
著書「むだ死にしない技術」では、 病気は、治療よりも予防に力を注いでいくべきだ、と訴えています。 (◍`・ω・´◍)
そして、検査も受けない、予防もしない、健康志向なのに無頓着な日本人に対して、 実際にどのようにして予防をしていけば良いのか、こと細かく記されています。
ちなみに、WHO(世界保健機関)は、 今から20年以上も前の1994年に「ピロリ菌は胃がんの原因である」と認定しています。 ピロリ菌の第一発見者であるバリーマシャル博士と、 ロビンローレン博士には、2005年、ノーベル賞が贈られており、胃炎や潰瘍の原因がピロリ菌による感染症だった事実は、世界的に大きな話題になりました。
さらに、その後の研究では、ピロリ菌が胃がんの原因であることが判明したのです!! (๑ÒωÓ๑)
私が驚いた点は、WHOが、2014年には、ピロリ菌除菌に重点を置くべきだと発表していたこと。 一方で、日本では、未だに除菌すべきか、すべきでないかを議論しているということです。
日本と世界との認識の差を考えさせられる本でした。 本書には、胃がんについてだけでなく、
子宮頸がんや、歯周病、レーシック手術など、様々な病気についての具体的な「予防策」が書かれています。
そこで!!本書の紹介にもあるように、私も郵送で簡単にできる胃がん検査キットで検査をしてみました。 結果は、陰性。 正直ホッとしました ヽ(o´∀`o)ノ〜♡
健康について、興味がある人は多いと思います。
しかし、予防について興味がある人は少ない。
ちなみに・・・以下は、味の素株式会社が行った「がん予防に関する意識調査」の結果です。
調査の結果は、「がんを予防するには対策が必要」と認識している人は9割、一方で、実際にがんを予防するために何らかの対策をしているという人は3割となっています。
がん予防の意識調査、9割が重要性を認識するも実施は3割にとどまる。
健康については興味があったけれど、 「予防」について考えたこともなかった私にとって、 本書は、健康についてもう一度考えるきっかけをくれたような気がします£( •̀ω•́ )、
是非、皆さんにお読みいただきたい一冊です | ू• ̀ω•́ )✧
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